政治

「WEB民主主義」考

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)作者: 梅田望夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/02/07メディア: 新書購入: 61人 クリック: 996回この商品を含むブログ (2353件) を見る「みんなの意見」は案外正しい (角川文庫)作者: ジェー…

『〈私〉時代のデモクラシー』抜書き

平易な文章でありながら、箴言に満ちた良書! 〈私〉時代のデモクラシー (岩波新書)作者: 宇野重規出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2010/04/21メディア: 新書購入: 10人 クリック: 174回この商品を含むブログ (63件) を見る 〈私〉時代の「平等観」 ・・・い…

政治は「コトバ」だ

選挙演説の言語学作者: 東照二出版社/メーカー: ミネルヴァ書房発売日: 2010/06メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 19回この商品を含むブログ (7件) を見る 演説、テレビ出演時や雑誌インタビュー時の発言、その著作まで、政治家の発したコトバを網羅する…

民主主義は「すばらしいもの」という自明性が崩れつつある?!

変貌する民主主義 (ちくま新書)作者: 森政稔出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/05/01メディア: 新書購入: 10人 クリック: 123回この商品を含むブログ (67件) を見る ジャーナリズムの衰退によって民主主義が衰退することを問題視しようと考えていたけど…

戦国時代の政治システムと同じ?

西松建設から違法な政治献金を受け取ったとして、小沢一郎の公設第一秘書・大久保隆規(47)が逮捕された。 朝日新聞09/03/04の記事は、 「北東北三県の大規模公共工事の受注は、小沢事務所関係者の意向で左右されると、ゼネコン関係者はみていた」、「岩手…

井上ひさしvs.保岡興治(自民党憲法調査会長)

雑誌『通販生活』2005年夏号に対談記事があるらしい。

ジンバブエのムガベ大統領のパーソナリティ

『ムガベとの晩餐』の著者、ハイジ・ホランドによると、ムガベは子供の頃、友人は一人もおらず、本ばかり読み、ずばぬけて賢かった。信心深い母親がカトリック司祭に「あなたの子供は指導者になる」と言われ、神のお告げだと信じ込んだ。「お前は神に選ばれ…

政府の無駄遣い

Ref:東京新聞2008/04/16朝刊・こちら特報部会計検査院の2006年度決算検査報告書で、中央省庁などの無駄遣いは451件。総額は310億円にのぼった。

辺野古に派遣された掃海艇

普天間基地移設に関する事前調査を支援するために、海上自衛隊の掃海艇「ぶんご」が基地移設に反対する市民らが座り込む辺野古に派遣された。安倍首相は「威圧ではない」と語ったが、派遣された「ぶんご」は艦首に62口径76mm速射砲を搭載している。「万一の…

非暴力主義宣言を!

「憲法九条を守る」とは、どういうことか。 昨日も書いたが、この問題を考える上で「自衛隊の存在」、「日米安保」を避けて通ることはできない。 「九条を守ろう」と主張する人々は何故、「自衛隊解体」、「日米安保破棄」、そして「非暴力主義」といった具…

憲法九条は大丈夫か?!

5月19日(土)、藤沢市民会館小ホールで開催された「ふじさわ・九条の会」2周年集会に参加。主催者発表によると、参加者は406名。ほぼ満席と盛況だったが、参加者の極端な高齢化に驚いた。私が観察した限りでは、30代ぐらいまでの青年層ですら10…

自民党憲法改正案

大富氏の主宰する「チェチェン・ニュース」より、自民党の憲法改正案に関する記事を引用します。第九条の改正はもとより、基本的人権の蹂躙を招きかねない内容に戦慄を覚える改正案となっています。

改憲前夜!18歳の決断

憲法改正という最大目標に向け、安倍政権が驀進中だ。今国会での国民投票法案の成立も、目前に迫ってきた。この法案が可決されれば、10代の若者たちにも投票権が付与されることになる。このことは憲法改正に、どんな影響を及ぼすことになるのか?近年、若…

『民主党はなぜ、頼りないのか』

民主党はなぜ、頼りないのか 不毛の二大政党制の根源を探る作者: 田村重信出版社/メーカー: 成甲書房発売日: 2007/04/13メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 9回この商品を含むブログ (7件) を見る 『民主党=労働組合政党』 民主党の大きな特徴の一つは、…

学力テストで行なわれた家庭環境調査の内容

4月24日に全国一斉に行なわれた全国学力調査。この調査を実施する根拠というのは、実際のところ何だったのだろう?しかもこの調査、単に学力を計るだけでなく、学習状況についても調査していたとは知らなかった。で、その調査の内容だが、今年の質問事項…

民主党は沖縄の地方議会に一議席も持っていない

余りにも意外な、お粗末極まりない事実を知ってしまった。確かに沖縄県議会のHPを調べてみたが、民主党議員の名前はない。民主党が沖縄で二連敗したことも、これで少しは納得できる。それにしても痛感するのは、政権与党の自民党勢力に不満を持っていても…

沖縄よ、お前もか・・・

参院沖縄選挙区補欠選の結果に虚脱感を覚えている。沖縄での自公候補の敗北こそは、臆面もなく右傾化に舵をきり始めた安倍政権に痛撃を与えるものと考えていただけに。なにしろ、つい先日、文部科学省が沖縄戦について「真実の隠蔽」を決めたばかりなのだ。…

美しい国:安倍政権、精神面の大合唱

遠慮なしに本性を前面に出し始めた安倍首相。改憲論議は盛り上がらないし、選挙には影響は無さそうだし、国民は完全に甘く見られている、ということだろう。日本の現状に対する責任を個人に帰そうとする言論誘導は、「ニート」言説と同じ匂いを感じる。