沖縄よ、お前もか・・・

参院沖縄選挙区補欠選の結果に虚脱感を覚えている。
沖縄での自公候補の敗北こそは、臆面もなく右傾化に舵をきり始めた安倍政権に痛撃を与えるものと考えていただけに。

なにしろ、つい先日、文部科学省沖縄戦について「真実の隠蔽」を決めたばかりなのだ。
沖縄の人々は絶対に黙っているはずがない。
何度となく日本政府に裏切られ続けた沖縄は怒りに燃えるはずだ、と。

しかし、結果はご存知の通り
もちろん、沖縄の人々=平和を希求する人々、なにがなんでも基地撤去を唱える人々ばかりと考えていたわけではない。
誰しも食っていかねばならないのだ。
時には妥協することも必要だ。
しかし、今回ばかりは話が違うだろう。
文科省の決定は、死者への冒涜に他ならないのだから・・・。

沖縄よ!
私は幻想を抱いていたのだろうか?

戦争であれだけ痛めつけられ、今なお敗戦の尻拭いをさせられ続けている、沖縄よ!
あなたがたの魂は、今、何処を彷徨っているのか?
教えて欲しい。

関連情報:『ポスト噂の真相岡留安則の「東京-沖縄-アジア」幻視行日記2006.11.242007.4.23