潜在的“核保有国”ニッポン

狂気の核武装大国アメリカ (集英社新書 450A)

狂気の核武装大国アメリカ (集英社新書 450A)

「日本は準核保有国と世界から見なされている」(p.14)との序章の記述に目が留まり購入。
「日本は現在すでに商業用原子炉からでてきた、44トンの純粋な再処理プルトニウム保有。(大半がイギリスとフランスに保管。日本に備蓄されているプルトニウムは6トン)
六ヶ所村の再処理工場が稼動することで、2020年には145トンにのぼる見込み」だという。

また、「1998年の北朝鮮テポドン発射実験前後から、アメリカが日本に対して憲法を修正し、核兵器生産を合法化するよう圧力をかけてきた。そして日本は、アメリカとの活発な合同軍事演習に参加するようになった」(p.13)の記述も気になる。