潜在的“核保有国”ニッポン
- 作者: ヘレン・カルディコット,岡野内正,ミグリアーチ慶子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2008/07/17
- メディア: 新書
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「日本は現在すでに商業用原子炉からでてきた、44トンの純粋な再処理プルトニウムを保有。(大半がイギリスとフランスに保管。日本に備蓄されているプルトニウムは6トン)
六ヶ所村の再処理工場が稼動することで、2020年には145トンにのぼる見込み」だという。
また、「1998年の北朝鮮のテポドン発射実験前後から、アメリカが日本に対して憲法を修正し、核兵器生産を合法化するよう圧力をかけてきた。そして日本は、アメリカとの活発な合同軍事演習に参加するようになった」(p.13)の記述も気になる。