2010/12/5(日)
今日の天気
快晴。温暖。
今日の行動記録
11:45、新座駅にてADのUと合流。跡見女子大へ。
メンバーの集合カットを撮影。
ニュース・コーナーについて打合せ。
16:00、終了。
19:00、東戸塚に帰還。
イビザにて儀父母と夕食。
今日の新聞記事
既成マスメディアの敗北
内部告発サイト「ウィキリークス」を取り上げた東京新聞の社説
(「情報流出」が問う意味)が興味深い。
既成マスメディアがもはや一次情報の発信媒体ではなくなりつつある、
権力監視活動は規制メディアの特権ではない、
新聞のこれからの役割は一次情報の「整理と意味づけ」・・・。
新聞社自らが白旗を掲げたかのような論調には驚いた。
さすが東京新聞!
しかし、内部告発情報を誰かが検証しなければならないのでは?
それこそが報道のノウハウ・リソースを蓄積している既成メディアの
役割なのではないか。
リーク情報なんてのは、恣意的な情報操作術の常套手段なのだから。
無差別的に情報が氾濫すればするほど、
意外にも既成メディアの役割というのは増すのかもしれない。
TPPもFTAも「不自由貿易協定」
浜矩子の連載記事。
特定地域を囲い込み、その中に入った国々しか恩恵を受けられないFTAは、
自由貿易協定どころか「不自由貿易協定=地域限定排他協定」だと指摘。
自由・無差別・互恵を基本理念にするWTOの復権を日本は主張すべきとのこと。
リベラル派言論人のボキャブラリーの貧困
23面の「本音のコラム」で、
菅政権の武器輸出三原則の緩和方針に北大教授の山口二郎氏が苦言。
しかし、
これは私たちが世界の中でどんな生き方をしたいかという決意にかかわる問題である。完全に順守できなくても、理念の旗を立て、それにこだわることが大切である。
などといった表現は、なんとも硬い。
もっともらしい精神論を振りかざしている時点で、
保守派言論人と何ら変わらない。
そのスマートすぎる物言いでは人の心を撃たない。
むしろ同じ精神論でも、
保守派の言説の方に親近感を抱く人が多いのもうなずける。
書評欄・気になる本
編集進化論 ─editするのは誰か? (Next Creator Book)
- 作者: 仲俣暁生,フィルムアート社編集部
- 出版社/メーカー: フィルムアート社
- 発売日: 2010/09/22
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 57回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
- 作者: 津野海太郎
- 出版社/メーカー: 国書刊行会
- 発売日: 2010/11/26
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 28回
- この商品を含むブログ (28件) を見る
- 作者: 萩野正昭
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/11
- メディア: 単行本
- クリック: 9回
- この商品を含むブログ (25件) を見る